聖地をたずねて

-西国三十三所の信仰と至宝-

特別展「聖地をたずねて-西国三十三所の信仰と至宝-」:京都国立博物館 平成知新館

国宝「粉河寺縁起絵巻」和歌山・粉河寺/「千手観音立像」和歌山・粉河寺/秘仏「如意輪観音坐像」京都・頂法寺(六角堂)/「如意輪観音坐像」兵庫・圓教寺/「馬頭観音坐像」京都・松尾寺/「不空羂索観音坐像」京都国立博物館/重要文化財「菩薩半跏像」奈良・岡寺(龍蓋寺)/「聖観音菩薩立像」滋賀・宝厳寺/「十一面観音立像」京都・醍醐寺/※会期中、一部の作品は展示替えを行います

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観音様の種類を簡単に解説!

観音様が複数いるってホント?観音様の種類を簡単に解説!

京都国立博物館で行われた特別展「聖地をたずねて-西国三十三所の信仰と至宝-」では、観音様も見どころの1つとして人気を集めています。知らない人も多いと言われていますが、実は観音様には複数の種類がいるって知っていました?本記事では、観音様の種類について簡単に解説していきます。 観音様(観音菩薩)とは? 観音様・観音菩薩の名前を聞いた時にどんな姿をイメージしますか?映画や漫画といったフィクション作品に登場することの多い、複数の手がある「千手観音」を想像したという人が多いのではないでしょうか?もしくは、観音様について少し調べたことがあるという人は、白い衣装の「白衣観音」を想像したという人もいますよね。実は、観音様は「変化をする菩薩」だったりします。要するに、観音様・観音菩薩といっても姿が1つではないということです。「○○観音」という名前の仏様は全て観音様が変化した姿となります。変化する前の姿を「聖観音」と呼びます。 観音様の持ち物は? 数多くの姿に変化する観音様ですが、色々な物を持っている姿の仏像や絵画が残されています。代表的な物でいえば、「蓮華・水瓶・宝珠」が挙げられます。また、容姿としては髪を高く結っている姿を見かけることも珍しくありません。観音様が何を持っているのか、どんな髪型をしているのかといった点に注目してみてください。

都道府県別の国宝保有数ランキング

都道府県の国宝保有数ランキング!国宝が多いのはどこ?

京都で開催された特別展「聖地をたずねて」では、普段目にすることができない「国宝」を間近で見ることができます。テレビ等のメディアでよく耳にする国宝。実は都道府県で保有数に大きな差があることをご存知でしょうか?そこで本記事では、都道府県の国宝保有数をランキングにまとめてみました。 国宝とは? 「そもそも国宝って何?」という人も多いのではないでしょうか?耳にする機会は多い国宝というワードですが、詳しい定義を知っている人は意外と少ないと言われています。国宝とは、日本にとって文化的・学術的に極めて価値が高いものを指します。法令に基づいて指定された有形文化財で建造物・美術工芸品などが含まれます。また、国宝は世界文化の見地で価値が高いものではないものから国民の宝になるものを国(文部科学大臣)が指定するといった流れになっています。国宝と同様にメディアで見る機会が多い「人間国宝」ですが、こちらは重要無形文化財に指定された芸能・工芸技術を持つ人を指す個人の通称となるので、国宝とは異なります。 国宝ってどれぐらいあるの? 日本の「国宝の数」がどれぐらいあるか、ご存知でしょうか?2023年現在の国宝件数は以下となります。

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