
観音様が複数いるってホント?観音様の種類を簡単に解説!
京都国立博物館で行われた特別展「聖地をたずねて-西国三十三所の信仰と至宝-」では、観音様も見どころの1つとして人気を集めています。知らない人も多いと言われていますが、実は観音様には複数の種類がいるって知っていました?本記事では、観音様の種類について簡単に解説していきます。 観音様(観音菩薩)とは? 観音様・観音菩薩の名前を聞いた時にどんな姿をイメージしますか?映画や漫画といったフィクション作品に登場することの多い、複数の手がある「千手観音」を想像したという人が多いのではないでしょうか?もしくは、観音様について少し調べたことがあるという人は、白い衣装の「白衣観音」を想像したという人もいますよね。実は、観音様は「変化をする菩薩」だったりします。要するに、観音様・観音菩薩といっても姿が1つではないということです。「○○観音」という名前の仏様は全て観音様が変化した姿となります。変化する前の姿を「聖観音」と呼びます。 観音様の持ち物は? 数多くの姿に変化する観音様ですが、色々な物を持っている姿の仏像や絵画が残されています。代表的な物でいえば、「蓮華・水瓶・宝珠」が挙げられます。また、容姿としては髪を高く結っている姿を見かけることも珍しくありません。観音様が何を持っているのか、どんな髪型をしているのかといった点に注目してみてください。